○図形ライブラリを作る
<図形>ツールに登録する新しい図形を作るのも、実はとっても簡単です。
ドローツールを使って描いたイラストをグループ化しておけば良いのです。
このイメージをPSP形式で保存/配布すれば、
他のユーザーもその図形を利用できるのです。
ドローツールの基本的な使い方は、PaintShopPro7Jの解説書に色々のっています。
もちろんお奨めは、 「PaintShopPro7Jデザインテクニック」と
「PaintShopPro7Jオフィシャルテクニカルガイド」です(宣伝!)。
また、次のウェブサイトにも解説があります。
◎サンプル画像の分析
先ほど取り上げたサンプル画像のレイヤー構成は、
こんな感じになってます。
"publov_A"というグループ名になっていますネ。
(犬の名前が、"ぱぶろふ"なのです)
そして"body"という図形と、"face"というグループがあって、
さらに"face"グループの中に、顔のパーツがあります。
登録された図形で描いても、 このようなグループの構成は維持されるので、
あとから、ポーズを変えたり、顔の向きを変えるなんてコトも簡単です。
グループ名や部品名は日本語でも大丈夫。
(今回は、ちょっとカッコつけてみました)
◎ボタン画像の分析
ついでに、<図形>ツールに登録されているボタン画像のレイヤー構成を見てみましょう。
案外シンプルにできていますネ。
右の青い円が、"OutLight"と"InnerLight"です。
本来は、半透明なので、見やすいように青い色をつけてあります。
これなら、ちょっと真似するだけ面白い素材が作れそうです。
グラデーションの部分をシンプルな色に変えるだけでも良いでしょう。
また円形の変わりに、角丸四角形にするのもナイスです。
そのうえ、こうして作成した図形は、ドローツールで描いてあるので
大きさを変えたり、色を変えるのも比較的簡単です。
画像素材にはピッタリですネ。
◎ベクターレイヤーを操作するヒント
ドローツールで描いた図形は、通常とは異なるレイヤーに描かれます。
このレイヤーを、ベクターレイヤーと呼びます。
ベクターレイヤーを操作するには、[オブジェクト(O)]メニューを使うか、
レイヤーパレットで、ベクターレイヤーを右クリックします。
図形を描くときに、よく使う機能はこんな感じです。
レイヤーとパーツの名前を変える:右クリック→[名前の変更(N)]
グループ化:[オブジェクト(O)]→[グループ化(O)]
(あらかじめ、グループ化したい図形をすべて選択しておく)
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