○ピクチャーチューブを作る
ピクチャーチューブの作り方に、特別な秘密はありません。
描いたイラストを、普通にPSP形式で保存すれば良いのです。
先ほどのサンプルでは、ファイル名がtube_pub.pspとしてありました。
あとは、次のようなポイントを押さえておけば良いでしょう。
◎縦・横を何列に並べるか決める
最初に、縦横何列に並べるか決めてしまいましょう。
サンプル画像では、縦2列・横2列になってました。
これで、ピクチャーチューブのコマ数が、4コマになります。
次のようにして、自分のピクチャーチューブのマス目の数を調べましょう。
(5コマや7コマのような奇数は、数字が選びにくくなります)
コマ数
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1
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2
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3
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4
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6
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8
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9
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10
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12
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縦・横
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1x1
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2x1
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3x1
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2x2
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3x2
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4x2
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3x3
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5x2
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4x3
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◎画像のサイズを決める
縦横のマス目の数が決まったら、 画像のサイズを計算します。
1つのマス目が100x100ピクセルだったら、
縦2列 x 100 → 高さ:200ピクセル
横2列 x 100 → 幅 :200ピクセル
もっと、細かいマス目サイズでもかまいません。
数字が小さくなれば、それだけピクチャーチューブも細かくなります。
(サンプル画像では、100x100になってました)
そして、 このサイズでピクチャーチューブを描く画像を新規作成します。
◎背景を透過にする
ピクチャーチューブ画像を新規作成するときに、キャンバスの色として"透過"を選択します。
こうすると、背景が白色と灰色のマス目で表示されます。
(実際には、背景が透明になってます)
◎グリッドを表示する
マス目の位置がはっきりとわかるように、グリッドを表示しておくと良いでしょう。
[表示(V)]→[グリッド(G)]で、グリッドが表示されます。
これで、作業がずいぶん楽になるでしょう。
グリッドのサイズは、次のように設定して、マス目のサイズ(100x100ピクセル)に合わせておきます。
①[表示(V)]→[グリッドとガイドのプロパティ(P)]
②「グリッドとガイドのプロパティ」ダイアログボックスが表示されたら、マス目のサイズを設定する
③<OK>ボタンをクリック
グリッド(格子状の補助線)を表示して、マス目を見せる
◎レイヤーを結合する
ピクチャーチューブは、レイヤーのある画像は登録できません。
必ず、[レイヤー(L)]→[結合(M)]→[すべて結合(A)]で結合しておきます。
レイヤーを利用しているなら、オリジナル画像は名前を変えて保存しておきましょう。
また画像は、TrueColor(24ビット)である必要があります。
256色のGIF画像は、そのままではピクチャーチューブに登録できません。
[カラー(C)]→[増色()]→[TrueColor(24ビット)]で、色数を増やしておきます。
以上のポイントを押さえれば、あとは簡単です。
あなたの腕をふるって、すてきなピクチャーチューブを作ってください。
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