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補足

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変更履歴

2005-5:「図解オープンソースのことがわかる本」(日 本実業 出版)発売。

2005-9-17:OSC2005 Tokyo/Fallで「あらためて知っておきたい、オープンソースとは何なのか? たとえば…」というセミナーで、このたとえ話をプレゼンする。

2006-3-19:テキストを一部見直し。
ライセンスとしてクリエイティブ・コモンズ・ライセンス(帰属-同一条 件許諾 2.1)を適用する。

2006-4-2:表紙と補足を分ける. 著作権表示の表記を訂正

2006-5-12:English version release.

2006-5-18:日本語版の誤字を修正

2006-5-20:タイトルを変えてみた

2007-12-27:part1の誤記を修正

2011-08-02:イラストを差し替え。

2011-10-23:SlideShareに掲載。

質問と回答

どんなOSSとライセンスがあるの?

どんなソフトウェアがオープンソースになっているかは、会場の展示を 回ってもらうのがいいと思います。
ライセンスについては、BSDライセンスとGPL/LGPL、MPLの3つを押さえておけば良いんじゃないでしょうか。
こちらに解説があります。

デュアルライセンスって何?

著作権利用許諾では、相手に合わせて条件を変えることができます。
Aさんには無償で提供し、Bさんには1000万円払ってもらうというように、利用許諾条 件を変えることができます。
そこで、あらかじめ2つの条件を用意しておいて、相手にどちらかを選択してもらうというのが、デュアルライセンスになります。

GPLやLGPLのリンクについて難しいところを知りたい

そこのところは、けっこうややこしかったり曖昧だったりするので、本当にわかりにくいです。 詳しく解説した資料が、産業経済省から「オープンソースソフトウエアの利用状況調査/導入検討ガイドライン」として公開されているので、これを読むのがオ ススメです。

何かの製品にGPLのソフトウェアを同梱したら、その製品を公開すべき?

単に同梱するだけなら、公開する必要はありません。どのような形態でGPLを適用されたソフトウェアとリンクしているかが重要です。

何かの製品にGPLのソフトウェアを同梱したら、コミュニティに貢献すべき?

必ずしも貢献する必要はありません。自由に利用していいし、その結果どうするかは、利用者が決めればいい。
そのGPLソフトウェアが製品の価値とどう結びついているかが重要ではないでしょうか。
単なるオマケなら、製品の価値は変わらないでしょう。
そのソフトウェアの品質が製品の価値に直結しているなら、その品質を維持するために貢献を検討しては如何でしょう。

ご意見・ご質問は

ご意見・ご質問などありましたら、オープンソース・ライセンスの談話室で コメントしてください。
出来るかぎり、良い物にしたいと考えております。