読めない漢字を探そう。
文章を書いていると、難しい漢字に出会うコトがあります。
漢字はわかるんだけど、読み仮名がわからない。
読み方がわからないので入力できない。
他の人の書いた原稿を入力しようとすると、こんなコトが起こります。
名前や住所に使われている漢字を出そうとすると、正しい文字が見つからなかったり。
難しい漢字を入力するのに、いちいち漢和辞典をひっぱり出すのは大変ですよね。
そこで、日本語変換を使って、漢字を探してみましょう。
これには、次の4つの方法があります。
・手書きで探す ・総画数で探す ・部首で探す ・文字一覧で探す
IMEパッドを呼び出す
どの方法も、日本語変換ツールバーでIMEパッドを呼び出します。
IMEパッドを呼び出して漢字を探す
(Windows11では、右クリックで表示されたメニューから「IMEパッド」を選択)
IMEパッドの使い方
IMEパッドは、基本的に次のように使います。
文章を入力してる時を思い浮かべてください。
その漢字を入力したい位置には、カーソルがありますよね。
IMEパッドで、目的の漢字をクリックすると カーソルの位置に入力されるのです。
簡単そうでしょ。
あとは、目的の漢字を見つけるだけ。
手書きで探す
漢字はわかっているのですから その漢字を書いてパソコンに探させてみましょう。
これが「手書き検索」です。
①[手書き]に切り替える
②<消去>ボタンをクリック
③左の枠に、マウスで漢字を書く(一部だけでもOK)
④右の枠から、該当する文字をクリック
手書きの漢字を見つけだしてくれる
手書き検索では、左の枠に漢字を手書きします。
すると、その文字をパソコンが判読して、よく似た漢字を呼び出してくれます。
描くのは、一部だけでも大丈夫です。
部首だけ書いても、かなりしぼり込めます。
これなら、すぐに見つかりますよね。
この機能を使えば、全ての文章を手書き入力できます。
「これならキーボードなんか使わなくて良い」と考える人もいるでしょう。
でも、相当面倒なことになると思います。
文字の修正では、やっぱり特殊な操作を覚えなくちゃなりません。
それに、今までよりスピードが速くなる訳でもありません。
あくまで、漢字を探すための機能と考えましょう。
総画数で探す
漢和辞典の要領で、総画数から漢字を見つけます。
まず、IMEパッドの左上のボタンをクリックして、「総画数」に切り替えましょう。
画数を選ぶと、該当する漢字が一覧表示されるので
そこから、該当する漢字をクリックします。
部首で探す
同じく漢和辞典の要領で、部首から漢字を見つけます
。IMEパッドの左上のボタンをクリックして、「部首」に切り替えましょう。
まず、部首の画数を選択します。
部首を選ぶと、該当する漢字がリストアップされるので
そこから、該当する漢字をクリックします。
文字一覧で探す
文字一覧は、記号を探すのに便利です。
「記号」「ギリシャ文字」「単位記号」と分類されています。
該当する文字が見つかったらクリックします。
とはいえ、自分で書く文章の場合、自分の言語能力の範囲内で書こうとするので、
あまりこういうコトは起きません。
また、名前などで使われる文字にはパソコンに入っていない文字もあります。
役所で戸籍をコンピュータに登録する場合に大問題になるのですが、
とってもややこしくて、ここでは解説しきれません。
「文字コード」問題と呼ばれています。
興味のある方は、インターネットで調べてみてください。