1本指で入力OK!パソコン初心者のキーボード入門

やり方を知って使いこなそう!ひらがな・カタカナ・漢字・英語・記号

Part.9 at 2016-04-30

ほんとうに手書きと同じスピードになったのか!?

このテキストの目的は、パソコンのキーボードで

そこそこのスピードで入力できるようになろう、と言うモノでした。

ここまで詳しく解説してきたように、

日本語の入力方法は、全部の指を使ってやる以前に色々の知識が必要です。

もちろん、Part.2だけでもクリアすれば、とりあえず入力できるようになるでしょう。

Part.2を覚えられなくても、カンニングすれば良いと思います。

キーボードの発展の歴史を知らなくても構いません。

テキストの構造を知らなくても、文字の折り返しはイメージできるでしょう。

ただ、こういった裏側の仕組みを知っていれば

パソコンが何故こんなふうになっているか

ちょっと想像がつくようになって、覚えやすくなると思います。

ここまでお付き合いくださった皆さんは

すでに色んなコトを知ってるわけで

あとは、本当に一本指だけで、そこそこのスピードになっていれば成功です。

スピードを測ってみよう

そこで、これを実験をしてみましょう。

まずは、手頃なメモ帳に「日本語」と書いてみてください。

kb_002.gif

これは、本書の冒頭で取り上げだ例ですね。

やっぱり、けっこう時間がかかると思います。

では、キーボードで入力する場合は如何でしょう。

ここに"日本語"と入力


手書きの方が、まだるっこしいっ!

そう感じたら、もうあなたはキーボードの方が得意なのです。

長い文で測ってみよう

あんまり違いがわからない?

なら、もう少し長い文章でやってみましょう。

時計を用意して、どちらも時間を計ってみましょう。

例文は、こちら。

吾輩は猫である。名前はまだ無い。どこで生れたかとんと見当がつかぬ。

まずは、時間を計りながら、手書きしてみましょう。

それから、キーボードでも入力してみてください。


さて、結果はどうなりましたか?

私の場合、手書きでは30秒ほどかかりました。

せめて、どちらも同じくらいのスピードになっていれば効果があったと言えるでしょう。

「もっと早くなりたい」と言う人は

キーボードを見ないで入力する「タッチタイプ」を練習しましょう。

これは、もう少し練習しないと身に付きません。

でも、その前に、もう少し日本語入力について解説しておきましょう。