[Enter]キーと[スペース]キーの役割。
日本語の変換中は、キーボードの動作が少しだけ違ってきます。
先ほど説明したように、変換中は文字の受け持ちが違っているためです。
前に、特殊なキーとして[Enter]キーと[スペース]キーを紹介しましたが、
この2つはの働きは、どんなふうに違っているでしょうか。
[Enter]キーの働きは、確定と改行
[Enter]キーは、これまでも何度も出てきましたネ。
日本語変換中は"確定"キーになりました。
もうこれ以上変換しないという時に[Enter]キーを押すと
文字が確定されて、かあサルに渡されるのです。
基本動作では、[Enter]キーは"改行"として働きました。
[Enter]キーを押すと、その行は、そこでおしまいになり、
次の行にカーソルが移るのです。
日本語変換がオンになっていても、変換中の文字が無いときは、
[Enter]キーを押すと"改行"になります。
[Enter]キーの2つの役割
確定:変換中の文字があるとき
改行:変換中の文字がないとき。日本語変換がオフのとき
このように、[Enter]キーには2つの役割があります。
たくさんの日本語の文章を入力していく時には、2つの役割を使い分けていきます。
[Enter]キーで、入力した文字を確定し、行末に来たら改行するのです。
行末では、確定と改行のため、2回連続で[Enter]キーを押すことになります。
[Enter]キーの練習
これを、下の文字入力欄を使って試してみましょう。
この練習欄は複数の行を入力できるようになっています。
1. "あああ"と入力して[Enter]キーで確定します。
2.続いて"いいい"と入力して[Enter]キーで確定します。
確定してから、すぐに次の文字を入力しているので、
"あああいいい"と、同じ1行になっています。
3."ううう"と入力したら[Enter]キーで確定します。
その場で、もう一度[Enter]キーを押しましょう。
変換中の文字がないので、これが"改行"になるのです。
4.ここで、"えええ"と入力して確定すると、2行目に表示されます。
1行目が、"あああいいいううう"となりましたネ。
2行目には、"えええ"となっています。
"ううう"と入力した後に、[Enter]キーを2回連続して押しています。
この1回目が確定で、2回目が改行です。
練習するトコロ
- あらかじめ日本語変換をオンにしておく
- 問題の下にある"練習するトコロ"をクリック
- カーソルが表示されたら、ローマ字を入力
- 自動的にひらがなになるので、確定の[Enter]を押す
- [Enter]で改行して、次の問題に進む
[スペース]キーは、空白の入力
では、もう一つの特別なキー[スペース]キーはどうでしょうか。
キーボードの基本動作では、[スペース]キーは空白の入力に使いました。
日本語変換中には空白の入力はできません。
空白は、確定してから入力します
日本語変換中に[スペース]キーを押すと、変換候補を表示します。
これは[変換]キーでも代用できます。
というか、そちらのキーを使うことの方が多いと思います。
日本語変換中には[スペース]キーは使わないと、覚えておけばいいでしょう。
日本語の文章中に空白を入力したい場合は、
先に、入力中の文字を確定してから[スペース]キーを押してやります。