1本指で入力OK!パソコン初心者のキーボード入門

やり方を知って使いこなそう!ひらがな・カタカナ・漢字・英語・記号

Part.8 at 2016-04-29

[Enter]キーで複数の行を作る。

[Enter]キーは、日本語変換の確定と改行のためのキーでした。

2つの役割があるので、確定しようと思って何度か押しているうちに、

押しすぎて行が2つに分かれてしまったなんてコトはありませんか。

ここでは、[Enter]キーによる改行について、さらに詳しく説明します。

[Enter]キーの2つの役割

ここまで、改行文字について説明してきました。

文章の最後で[Enter]キーを押すと、そこに「改行文字」が入力されて

それ以降は、次の行に入力されるのでした。

日本語変換中は、[Enter]キーは"確定"の役割をします。

入力した文字に下線や点線が表示されていたら、日本語変換中です。

細かいので見えにくいかも知れませんが、

ここで[Enter]キーを1回だけ押すと確定されます。

慌てて何度も押すと、改行されてしまいます。

変換中かどうか判断するには、下線を確認しましょう。

kb_604.gif

[Enter]キーの2つの役割を、ちゃんと使い分けよう

[Enter]キーで入力される改行文字

[Enter]キーで入力した「改行文字」は、スペースと同じように目に見えません。

ただし、アプリケーションソフトによっては表示されるコトがあります。

例えば、マイクロソフトのワードでは、こんな記号が表示されます。

kb_604a.gif

Wordでは、改行文字が表示されます

[Enter]キーにも、この記号が刻印されてますよネ。

これが、改行文字を表しています。

OutlookやGmailなどのメールソフトでは表示されないので、

自分でこの記号を意識する必要があります。

改行は、行のおしまいを決める操作ですが、それだけではありません。

基本は、改行という文字を入力するキーなのです。

上下・左右の矢印キーで、行の間を移動する

これで[Enter]キーを使って、複数の行を入力できるようになりました。

この時、上下の矢印キー[↑][↓]で、カーソルを自由に動かせます。

以前に入力した行に間違いがあったら、

その行まで[↑][↓][←][→]キーで移動して、文字を入れ直せば良いのです。

少し遠くに直したいトコロがあったら、そこをマウスでクリックしてもOKです。

自動的に、その位置にカーソルが移動します。

練習するトコロ

  1. あらかじめ日本語変換をオンにしておく
  2. 問題の下にある"練習するトコロ"をクリック
  3. カーソルが表示されたら、ローマ字を入力
  4. 自動的にひらがなになるので、確定の[Enter]を押す
  5. [Enter]で改行して、次の問題に進む