1本指で入力OK!パソコン初心者のキーボード入門

やり方を知って使いこなそう!ひらがな・カタカナ・漢字・英語・記号

Part.8 at 2016-04-29

日本語変換の動きを説明してみる。

キーボードの基本動作では、押されたキーの文字をカーソルが受け取ります。

そして、文字として表示するのでした。

日本語変換がオンになっていると、どうなるでしょうか。

かあサルと日本語変換サルがいっしょに仕事する

押されたキーの情報はいったん日本語変換が受け取り、

"ひらがな"に変換してからカーソルに渡します。

かあサルと、日本語変換サルがいっしょに仕事してる姿を想像してください。

日本語変換がオンになっている間は、

かあサルの前に日本語変換サルが割り込んでいるのです。

キーを押すと、その文字を変換サルが受け取って、ひらがなに変換します。

そして[Enter]キーを押すと、それらの文字をまとめて、かあサルに渡します。

これが確定です。

kb_210.gif

日本語変換中の表示を観察しよう

この様子は、そのまま文字入力欄に表示されるので、私たちも見ることができます。

文字の下に点線が表示されている間は、変換サルが文字を持っています。

[Enter]キーで確定すると受け持ちが変わるので、文字の下の点線が消えるのです。

[Enter]キーを押すタイミングで、文字の受け持ちが交替するのがポイントです。

文字キーが押されてから[Enter]キーが押されるまでは、

変換中なので変換サルが仕事をしています。

[Enter]キーを押して確定すると、その文字は、かあサルの受け持ちになるのです。

キーボードの基本操作は変わりませんが、

あいだに日本語変換が入ることで、英数字を日本語に変換しているコトがわかりますか?

このおかげで、特別なキーボードを使わなくても日本語が入力できるのです。