1本指で入力OK!パソコン初心者のキーボード入門

やり方を知って使いこなそう!ひらがな・カタカナ・漢字・英語・記号

Part.7 at 2016-04-28

日本語キーボードの歴史 その3

1982年、PC-9801が発売されました。

16bitパソコンの登場です。

今から、ちょうど20年前のコトです。

(この1文は、2001年頃に書きました。現在はさらに20年以上が立ちました)

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NEC PC-9801

パソコンで、ひらがなと漢字が使える!

この頃からパソコンの性能が高くなって

「ひらがな」と「漢字」が表示できるようになりました。

それまでパソコンでは、性能が低くて、英数字とカタカナしか表示できませんでした。

それが、16bitパソコンの登場に合わせて「ひらがな」と「漢字」が実用的になったのです。

「ひらがな」と「漢字」は、複雑な形をしています。

8x8ピクセルでは描くのが大変です。

そこで、32x32ピクセルで表示するコトにしました。

これなら、漢字の細部もそれほどつぶれずに済むからです。

このとき、従来の英数字とカタカナは、半分のサイズの16x32ピクセルで表示しました。

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半角と全角の登場

ひらがな・漢字の半分のサイズなので、これを「半角英数字」「半角カタカナ」と呼びました。

32x32ピクセルの普通の文字は、「全角ひらがな」と呼んでいます。

そして「全角ひらがな」には漢字も含まれていました。

このとき「半角」と「全角」が登場したのです。

実を言うと、全角ひらがなには、カタカナと英数字も含まれています。

32x32ピクセルで描かれた全角カタカナと全角英数字があるのです。

ずいぶんややこしいですネ。

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現在のWidowsパソコンでは、文字サイズは問題ではありません。

フォントサイズが、自由に変えられるからです。

だから、パソコン初心者はその違いをあまり区別していませんよネ。

でも、現在のパソコンにも全角と半角は残っています。

パソコンの内部では、文字コードが違っているからです。

これを区別しないと、今までの文書がキチンと表示できません。

ややこしいですけど、ちゃんと区別しておきましょう。