1本指で入力OK!パソコン初心者のキーボード入門

やり方を知って使いこなそう!ひらがな・カタカナ・漢字・英語・記号

Part.6 at 2016-04-27

修正を元に戻すには。

さて、ここまでは間違いの修正方法を説明してきました。

今度は、文章を上手に書き直す方法について解説します。

文章を書くと言うことは、文字入力と間違いの修正だけではありません。

よりよい文章に仕上げるには、それを何度も書き直し推敲するのです。

(この文章も何度書き直したコトでしょう)

しゃべるように次々と文章が書ければ良いのですが、

たいていの場合、それでは分かりやすい文章になりません。

会話は、相手の反応を見ながら、意味を組み立てていくからです。

ですから、日本語入力について考えるとき、

効率よく修正する機能はとても重要です。

文を推敲する「編集」機能

パソコンでは、これを修正ではなく「編集」と呼びます。

余分なトコロを削り、

足らないトコロを書き足し、

文章を切り張りして、

さらに分かりやすく組み立てていく。

これが「編集」です。

とても重要なので、Windowsでは[編集]メニューとして独立しています。

この[編集]機能を身につければ、文章の修正がもっと効率よくなります。

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[編集]メニューには、便利な機能がいっぱいある

「編集」メニューを使ってみよう

どんなソフトでも、メニューの2番目に[編集]があります。

「編集」は、全てのソフトで重要な機能なのです。

また、装備されている機能も、かなり共通しています。

どれかのソフトの「編集」機能を理解してしまえば、

他のソフトを使うときにも、あまり迷わずに済むでしょう。

操作を取り消す「元に戻す」(アンドゥ)機能

例として「元に戻す」機能を取り上げましょう。

この機能も、[編集]メニューに含まれています。

文章を修正していると「あ、間違えたッ!」ってコトがよくありますよね。

間違いを直していたのに、さらに間違えては意味がありません。

画面がゴチャゴチャになってしまうと、どう戻せばいいかもわかりません。

そんな時にはあわてず騒がず、この「元に戻す」機能を使います。

マイクロソフトのワードの場合は、[編集(E)]→[元へ戻す(U)]を選択します。

この機能は、一番最後の操作を取り消してくれる機能です。

たとえば、間違えて文字を消しすぎて、もう一度入力したコトはありませんか。

でも、「元に戻す」を実行すれば、その消した文字が復活します。

「元に戻す」は、間違えた操作を取り消して、元に戻してくれるのです。

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「元に戻す」機能は、失敗した操作を元に戻してくれる

失敗しても、あわてない!

ほとんどのアプリが、この「元に戻す」機能を持っています。

これさえ知っていれば、どんな失敗も恐れるコトはありません。

失敗したからと言って、一番やってはいけないのは

パニックになって、マウスをガチャガチャとクリックしたり

キーボードをデタラメに押すことです。

そうすると、元に戻す操作が増えすぎて、何だかわからなくなります。

ソフトによっては、「元に戻す」は1ステップしか効かない場合もあるので、

その場合は、戻せるモノも戻せなくなります。

でも「元に戻す」機能を覚えておけば、もう大丈夫。

どのソフトにもありますから、失敗したら「元に戻す」です。

試行錯誤をする時も、とりあえずやってみて、

気に入らなければ「元に戻す」すれば良いのです。

ただし、日本語変換中は使えない

ただし、ひとつだけ注意があります。

日本語変換中は「元に戻す」機能は使えません。

変換途中で前に戻るには[ESC]キーを押してやります

そうでなければ、いったん確定してからアンドゥします。

ちょっとややこしいけど、忘れないでね。