1本指で入力OK!パソコン初心者のキーボード入門

やり方を知って使いこなそう!ひらがな・カタカナ・漢字・英語・記号

Part.6 at 2016-04-27

マウスを使って文章を移動するには。

では、Windowsの編集機能について解説しましょう。

でも、最初に紹介するテクニックでは、[編集]メニューは使いません。

もっと手軽にマウスだけでできる操作です。

WordやOutlookなど、たいていのWindowsアプリケーションで利用できます。

選択した文字をマウスで移動する

文章を練り直していると、文を前後で入れ替えたり、

言葉の位置を移動するコトがよくあります。

例えばこの文も、次のように言葉の前後を入れ替えられます。

真っ赤なリンゴに僕は大きな口でかじりついた。

僕は大きな口で真っ赤なリンゴにかじりついた。

日本語は、こんなふうに自在に言葉の順序を変えられますよネ。

これだけで、分かりやすさも文章のリズムもずいぶん違ってきます。

(これについては「日本語の作文技術」(本多勝一・朝日文庫)に詳しく書いてあります)

でも、一度入力した文章を書き直すには、

余計な文字をいったん消して、別の位置で再入力する羽目になります。

それはあまりにも面倒ですし、せっかく入力したのにもったいないったらありゃしない。

そこでマウスを使います。

次のように操作すると、選択した部分を自由に移動できます。

もしも移動位置を間違えたら、とりあえず「元に戻す」機能で戻しましょう。

kb_609.gif

マウス操作で、文字の一部を移動する

このテクニックは、Windowsの基本的な操作です。

1回目のドラッグで範囲を選択して、

2回目のドラッグで移動します。

範囲を選択する時には、次のようにまとめて選択するコトもできます

kb_609a.gif

範囲選択のバリエーション

とにかく、この編集機能、簡単だし便利ですよね。

文章を練り上げるには欠かせないテクニックです。