マウスを使って文章を移動するには。
では、Windowsの編集機能について解説しましょう。
でも、最初に紹介するテクニックでは、[編集]メニューは使いません。
もっと手軽にマウスだけでできる操作です。
WordやOutlookなど、たいていのWindowsアプリケーションで利用できます。
選択した文字をマウスで移動する
文章を練り直していると、文を前後で入れ替えたり、
言葉の位置を移動するコトがよくあります。
例えばこの文も、次のように言葉の前後を入れ替えられます。
真っ赤なリンゴに僕は大きな口でかじりついた。
僕は大きな口で真っ赤なリンゴにかじりついた。
日本語は、こんなふうに自在に言葉の順序を変えられますよネ。
これだけで、分かりやすさも文章のリズムもずいぶん違ってきます。
(これについては「日本語の作文技術」(本多勝一・朝日文庫)に詳しく書いてあります)
でも、一度入力した文章を書き直すには、
余計な文字をいったん消して、別の位置で再入力する羽目になります。
それはあまりにも面倒ですし、せっかく入力したのにもったいないったらありゃしない。
そこでマウスを使います。
次のように操作すると、選択した部分を自由に移動できます。
もしも移動位置を間違えたら、とりあえず「元に戻す」機能で戻しましょう。
マウス操作で、文字の一部を移動する
このテクニックは、Windowsの基本的な操作です。
1回目のドラッグで範囲を選択して、
2回目のドラッグで移動します。
範囲を選択する時には、次のようにまとめて選択するコトもできます
範囲選択のバリエーション
とにかく、この編集機能、簡単だし便利ですよね。
文章を練り上げるには欠かせないテクニックです。