1本指で入力OK!パソコン初心者のキーボード入門

やり方を知って使いこなそう!ひらがな・カタカナ・漢字・英語・記号

Part.6 at 2016-04-27

文字を消したい。削除したい。

では、まず文字を消す方法から詳しく解説しましょう。

[BackSpace]キーで、カーソル前の文字を消す

基本は簡単ですよネ。

入力している時に文字を間違えたら[BackSpace]キーで消していきます。

このとき、文章の後ろから消していくコトになります。

文章の途中に間違いがあったら、矢印キーでカーソルを移動して、やっぱり[BackSapce]キーで消します。

[BackSpace]キーは、カーソルの前にある文字を後ろから消していくのでした。

次の「あいうえお」を例に考えてみましょう。

文字入力するときピコピコしている縦棒を「カーソル」と呼ぶんでした。

図では、赤いサルが「カーソル」を表しています。

「お」の後ろにカーソルがあるとき、[BackSpace]キーを押すと「お」を消します。

「う」と「え」の間にカーソルがある場合、まず「う」を消して、

続いて「い」と言う具合に、カーソルの前の文字を消していきます。

だから、いつもカーソルの後ろ側が残ります。

kb_602.gif

[BackSpace]キーは、カーソルの前にある文字を消していく

[Delete]キー:もうひとつの削除キー

実は、文字を消すキーはもうひとつあります。

[Delete]キーです。

「Delete」(デリート)は、削除という意味です。

パソコンによっては、[DEL]とか[削除]と書いてあるかも知れません。

このキーも、カーソルの位置の文字を削除します。

ただし、前から文字を消していきます。

kb_602a.gif

[Delete]キーは、カーソルの後ろの文字を消していく

「あいうえお」で、「い」と「う」の間にカーソルがある場合に[Delete]キーを押すと

まず「う」を消して、次に「え」を消します。

つまり、カーソルの後ろの文字を消していくのです。

[BackSpace]キーはカーソル前の文字を消しましたから、逆方向になっている訳です。

[BackSpace]キーと[Delete]キーを使い分けよう

[BackSpace]キーと[Delete]キーは、どちらも文字を消すためのキーです。

働きがよく似ているので、一度に覚えようとするとゴチャゴチャになってしまいます。

文章の最後に間違いがある場合は、後ろから消していく[BackSpace]キーが使いやすいですよネ。

でも、文章の途中に間違いがある場合は、その単語の先頭にカーソルを合わせるのが自然です。

ここで[Delete]キーを使うと、間違えた単語を削除できます。

[BackSpace]キーを使うと、正しい単語を消してしまいます。

ああ、ややこしい。

文章の入力に慣れるまでは、どちらか一方だけ使うのがお勧めです。

私のお薦めは、とにかく[BackSpac]キーだけを使うコト。

文章の途中の間違いを消すときは、その後ろにカーソルを合わせます。

[BackSpace]キーなので、後ろ(Back:バック)にカーソルを合わせるのです。