文字を消したい。削除したい。
では、まず文字を消す方法から詳しく解説しましょう。
[BackSpace]キーで、カーソル前の文字を消す
基本は簡単ですよネ。
入力している時に文字を間違えたら[BackSpace]キーで消していきます。
このとき、文章の後ろから消していくコトになります。
文章の途中に間違いがあったら、矢印キーでカーソルを移動して、やっぱり[BackSapce]キーで消します。
[BackSpace]キーは、カーソルの前にある文字を後ろから消していくのでした。
次の「あいうえお」を例に考えてみましょう。
文字入力するときピコピコしている縦棒を「カーソル」と呼ぶんでした。
図では、赤いサルが「カーソル」を表しています。
「お」の後ろにカーソルがあるとき、[BackSpace]キーを押すと「お」を消します。
「う」と「え」の間にカーソルがある場合、まず「う」を消して、
続いて「い」と言う具合に、カーソルの前の文字を消していきます。
だから、いつもカーソルの後ろ側が残ります。
[BackSpace]キーは、カーソルの前にある文字を消していく
[Delete]キー:もうひとつの削除キー
実は、文字を消すキーはもうひとつあります。
[Delete]キーです。
「Delete」(デリート)は、削除という意味です。
パソコンによっては、[DEL]とか[削除]と書いてあるかも知れません。
このキーも、カーソルの位置の文字を削除します。
ただし、前から文字を消していきます。
[Delete]キーは、カーソルの後ろの文字を消していく
「あいうえお」で、「い」と「う」の間にカーソルがある場合に[Delete]キーを押すと
まず「う」を消して、次に「え」を消します。
つまり、カーソルの後ろの文字を消していくのです。
[BackSpace]キーはカーソル前の文字を消しましたから、逆方向になっている訳です。
[BackSpace]キーと[Delete]キーを使い分けよう
[BackSpace]キーと[Delete]キーは、どちらも文字を消すためのキーです。
働きがよく似ているので、一度に覚えようとするとゴチャゴチャになってしまいます。
文章の最後に間違いがある場合は、後ろから消していく[BackSpace]キーが使いやすいですよネ。
でも、文章の途中に間違いがある場合は、その単語の先頭にカーソルを合わせるのが自然です。
ここで[Delete]キーを使うと、間違えた単語を削除できます。
[BackSpace]キーを使うと、正しい単語を消してしまいます。
ああ、ややこしい。
文章の入力に慣れるまでは、どちらか一方だけ使うのがお勧めです。
私のお薦めは、とにかく[BackSpac]キーだけを使うコト。
文章の途中の間違いを消すときは、その後ろにカーソルを合わせます。
[BackSpace]キーなので、後ろ(Back:バック)にカーソルを合わせるのです。