1本指で入力OK!パソコン初心者のキーボード入門

やり方を知って使いこなそう!ひらがな・カタカナ・漢字・英語・記号

Part.6 at 2016-04-27

切り取りと貼り付け。

マウスでドラッグして文字を移動する方法は、

パソコンの解説書で必ず紹介される有名な機能です。

今度は、これのバリエーションについて解説します。

ドラッグというのは、「引きずる」という意味の英語です。

マウスでズリズリっとやる感じを表現すると、こうなります。

このドラッグによる移動の他に、色々なやり方があるのです。

ドラッグ以外で文字を移動する

ドラッグの場合、近くの移動には便利なんですけど、遠くの移動には不便です。

例えば、2~3ページくらい文書があってその後ろの方の文章を、

一番前に持ってくるとか(結論を、先に書いちゃう訳ですネ)。

こんな時、マウスをドラッグして、同時にページもめくらなきゃならない。

その間、マウスのボタンは押しっぱなし。

こんな操作は、相当大変です。

メールソフトからワープロに文章を引用する場合も

ソフトを切り替えなきゃならないので、かなり面倒です。

そこで、次のように[編集]メニューを利用します。

メニューを使って、切り取り&貼り付けするのです。

手順は、こうです。

kb_610.gif

切り取り&貼り付けの手順

マウスで一気にドラッグする代わりに

選択してから、いったん"切り取り"して、

それから移動先で"貼り付け"するのです。

紙の書類を切り抜いて、それを別の場所に貼り付けるのと同じですネ。

操作ステップは増えますが、合間にページを切り替えられるので

文書の2ページ前に移動するなんてコトが確実にできます。

切り取りした瞬間は、選択していた文字が消えてしまいますが、

パソコンがそれを覚えているので大丈夫。

だから、合間にページをめくるコトができるのです。

元の文字を残したまま複写するには

切り取って移動する代わりに、元の文章を残したまま複写するには

"切り取り"の代わりに"コピー"を使います。

ステップ②で、[編集(E)]→[切り取り(T)]とやる代わりに

[編集(E)]→[コピー(C)]を選択するのです。

他の操作は、変わりません。

このテクニックは、異なるアプリケーション間でも使えます。

メールやホームページの文章を切り取って、

ワープロに貼り付けるなんてコトができるのです。