日本語入力の流れ。
このようにキーボードは、ポイントさえ押さえれば簡単に覚えられます。
でも日本語入力のコツは、これだけではありません。
ボタンを覚えるだけでは、スピードアップしないのです。
その秘密は、文章を入力する操作にあります。
パソコンの日本語入力は、次の手順で行います。
- ステップ1.キーボードから文字を入力
- ステップ2.ローマ字がひらがなになる
- ステップ3.ひらがなを漢字に変換する
- ステップ4.間違えた箇所を正しく直す
日本語入力で大変なのは、キーボードだけではありません。
また、ローマ字を暗記するだけでもありません。
変換と修正にも、かなり時間を取られているのです。
変換したのに、思いどおりの漢字が出なかったり修正しようとして、
もっとひどいことになったり、
あなたも、身に覚えがありませんか。
ですから日本語入力では、キーボードはもちろんのこと
変換と修正の方法も身につける必要があるのです。
特に、修正機能は重要です
文章を書くときには、たくさんのミスがおこります。
ボタンを押し間違えるタイプミスだけではありません。
漢字を変換し間違えたり、かな使いを間違えて変換できなかったり、
そんなミスがたくさんあります。
ですから、修正機能はとても重要なのです。
それに、文章を書いたら普通は何度も書き直しますよね。
修正機能は、そんな時にも活躍します。
直せば直すほど、文章が練られていくのですから、
日本語を入力する際に修正機能は欠かせないのです。
いきなり、キーボード練習ソフトは不要です
キーボードが苦手だからと、
いきなりキーボード練習ソフトで10本指入力に挑戦する人がいますが、
それはあまり効果がありません。
キーボード練習ソフトでは、ボタンの配置を覚えることはできます。
でも、日本語変換の練習機能は付いていないので変換や修正方法は身につかないのです。
10本指で打てるようになったとしても、やっぱり修正機能を使うのですから、
これを、さぼることはできません。
でも、変換と修正の方法をちゃんと身につければ、
人差し指だけで入力スピードは格段に向上します。
実際のトコロ、文章を書く時間のかなりの部分を推敲に使っているのです。
ここが早くなれば、それだけで入力スピードが上がるのです。
欲しい漢字が出てこないとか直したらもっとひどくなったなんてコトはもうありません。
変換と修正は、6個のキー
日本語入力では、変換と修正にもキーボードを使います。
使うボタンは、たったの6個です。
これも、上手に覚えればもっと少なくなります。
実は、パソコン初心者向けの解説書には
変換と修正について詳しい説明がありません。
あったとしても、ちょっとだけです。
説明されなければ、誰も使えるようになりませんよネ。
このテキストでは、この2つも丁寧に解説しています。
操作自体はシンプルなので、すぐに覚えられるでしょう。
それに忘れたら、やっぱりカンニングすればいいのです。
ローマ字一覧といっしょに、変換と修正方法もまとめてあるので安心してください。
「この4つを身に付ければいいんだね。特に、文字の修正方法が重要だね」